公開を知ってから心待ちしてしていました。当日はぼくが参加しているバンド「ワカイヤングス」のZAPPA好きのメンバー「カズーマン」と一緒に観に行ってきました。

単館系の映画館に来るのは学生の時以来です。ただ今の時代ですから事前にスマホでチケットも買えて便利です。特にいまだコロナ禍において頑張って欲しい存在です。さて映画の話ですが、

ザッパ師匠のドキュメンタリーを観られるだけで幸せなことです。でも大好きだからこそあえて個人的に気になったことを最初に書かせてください。そもそも師匠の膨大なキャリアを2時間そこそこにまとめるなんてほぼ無理です。ですから、どの部分を取り上げてまとめていくかは製作者側にかかっています。

師匠のことが大好きな方々は書籍等で大体のことは知っていると仮定します。反対に師匠のことを知らない方々に映画を観て欲しいと思うなら「人間ザッパ」としての部分ももちろん大事ですが「音楽的なアプローチの凄さ」をもう少し盛り込んで欲しかったなーと思います。それが玄人の方と初見の方達のどちらにも伝わるかなーと思っちゃいました。

もう少し見たことのないライブ映像が観たかった!(マザーズ以降とか)

あと制作費の兼ね合いや理由もあるとは思いますが、ザッパ門下のすごいミュージシャンはたくさんいるので、一言でもいいのでインタビューとして欲しかったなーと。「そんなのしてたら二時間ちょっとに収まんないじゃねーか。」無理を承知で言わせてもらってます。すみません。

そんな中、猛烈に感動したシーンがあります。それは・・・

大きい倉庫に整然と並べられた圧巻のマスターテープたち!

噂には聞いていましたが、実際の姿を見たことがないこの「倉庫の存在」これが映画の早い段階で見ることができます。それがスクリーンに映った瞬間、

おーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっっ!!!!!!

超感動しました!そして最初につらつらと無駄口叩いてしまいましたが、この「倉庫のシーン」が見られただけで入場料1800円払った意味があると思いましたっ!師匠の死後、50枚以上のアルバムが発表されています。

こんなミュージシャンいる!!??

いつまで観られるかわかりませんが、ぜひ観に行ってください。

改めて52歳で死んじゃうなんて若すぎます・・・。ただただ残念でなりません。

もちろん映画が終わってから、数年ぶりですが、居酒屋さんで語り合ってきました。ありがとうございます。