1974年10月6日から1975年3月30日、TBS系列で放映されていたドラマ「日本沈没」1973年と2006年には映画にもなった小松左京先生原作のSF作品です。
地球物理学者・田所雄介博士は、地震の観測データから日本列島に異変が起きているのを直感し、調査に乗り出す。深海調査艇「ケルマデック」号の操艇者・小野寺俊夫、助手の幸長信彦助教授と共に小笠原諸島沖の日本海溝に潜った田所は海底を走る奇妙な亀裂と乱泥流を発見する。異変を確信した田所はデータを集め続け、一つの結論に達する。それは「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」というものだった。
最初は半信半疑だった政府も紆余曲折の末、日本人を海外へ脱出させる「D計画」を立案・発動する。しかし、事態の推移は当初の田所の予想すら超えた速度で進行していた。各地で巨大地震が相次ぎ、休火山までが活動を始める。精鋭スタッフたちが死に物狂いでD計画を遂行し、日本人を続々と海外避難させる。一方、敢えて国内に留まり日本列島と運命を共にする道を選択する者もいた。
四国を皮切りに次々と列島は海中に没し、北関東が最後の大爆発を起こして日本列島は完全に消滅する。
(日本沈没-Wikipediより)
2001年DVD化(全9巻)された時に1-3巻を購入しました。でも4巻以降の作品を買わないまま約12年の月日が流れました。発売当時は中古もまだ出回っておらず、新品は高価な買い物だったため、全巻揃えたいという心とは裏腹に不完全な状態が続いていました。最近では中古やレンタル落ち等で安価で手に入れられるようになったので、一気にコンプリート目指してみました。
「何故、そこまでしてこの作品を購入したかったか?」というと、まだ家庭用ビデオも出始めだった時代、テレビドラマとは思えない圧倒的なスケール感に釘付けになっていました。毎週欠かさず、観ていましたが、最終回は親類との食事会に連れられ、見逃してしまったのです。
「わー。なんて日だ。」この喪失感は大人になるまで延々と忘れずにいました。
月日はだいぶ流れましたが、やっと全巻コンプリート出来ました。最初から順を追って観ていきたいです。今から楽しみですよ、ホント。