ぼくらの世代でナンシーさんの文章に触れていない人はいないと乱暴に言ってみる。もちろん消しゴム版画も。
だいぶ時間が経って改めてナンシーさんの文章を読み返してみるとやっぱり切れ味は抜群である。誰かの書いた文章で『この切れ味』は今で言うとマツコさんが持っていると読んだ記憶がある。(間違っていたらすみません。)というか、マツコさんも必ずナンシーさんの文章には触れているはずだと思う。(世代的には絶対)
で、個人的な話で申し訳ないが、文章を読み進めながら『この切れ味』を持っている知人の顔がひとりで浮かんでいた。
我らが天才『うぢ坊』である。
この天才の綴った文章ももっとたくさんの方に読んで欲しいと小さな場所から切に願ってみる。