小栗さんと西島さんの組み合わせ。これは見ないわけにいきません。久々に1話から欠かさず見たドラマです。西島さんは「MOZU」小栗さんは「BORDER」と大好きなドラマに出られているお二方の組み合わせが絶妙でした。それに加え、田中さん、野間口さん、新木さんとチームとしての面白さも作品に奥行きが出ていました。

アクションの凄さは事前の告知で知っていましたが、最近のドラマでは見ない派手さで痛快でした。そんな中「episode.3」の藤崎兄弟の最期のシーンを見て「あれ?この感じ、もしかして?」「小栗さんも主演だし・・・」と思って原作・脚本を書いている方の名前を調べたら・・・、

金城一紀さんのお名前が!

SP 警視庁警備部警護課第四係」も好きだし心から大好きな「BORDER」を書かれている方の新しい作品ということに、その時、気付きまして「こりゃ最終回は、すげー終わり方をするに決まっているっ!」と信じ毎週、ほぼリアルタイムで見てきました。

メインキャストが体制側に反逆していく様は「SP」でいう「尾形」がいましたが、最終的にチーム全員が「それぞれの形である方向」に向かっていくんだろうと匂わせ、バッサリと斬り捨てたように終わるエンディングは異質でした。

最後に残る「居心地の悪い感覚。(ぼく的に最高のほめ言葉です。)」「わー、これかー。」と思わず呟く。(この感覚。思った通り。)ぼくの抱いていた半端過ぎる期待なんて大きく飛び越してくれて大満足でした。

稲見のアドレス帳に「松永芳(天使)」って書いてあるのを見ただけで、本編では描かれない未来が十分すぎるくらい切なくなります。

ありがとうございます。続きが見られたら嬉しいけど、そんな贅沢なことは言いません。