ポッドキャストを配信されている番組はたくさんあります。ですが、「どんな機材を使って番組を作っているのか?」を知る機会はとても少ないです。どんな方法でも制作できるのが、ポッドキャストのいいところですが今回、ぼくが携わっている番組制作で使っている機材をご紹介したいと思います。

音楽をやってた頃に使っていた古い機材を今も使っています。まず「HDレコーダーのRoland VS-1680。」です。これがなかったらまったく何も出来ていません。「VS8F-2(内臓エフェクトボード)」が2枚入っています。これが優秀で音がいい。

音源は「かけ録り」でリミッターとキャラに合ったエフェクトをかけて、そのまま録音しています。トーク番組なので高音を少し強めで低音を多めに減らして録音しています。その方法が最終的に聴きやすく仕上がります。

Roland VS-1680で作った音を「SONY リニアPCMレコーダー PCM-D50」に光デジタルで繋ぎでWAVで録音しています。VS-1680、オーディオインターフェイス、iMacとデジタルアウトできますが、デジタルイン出来るハンディレコーダーが安い価格帯では皆無で唯一買えたのが「SONY リニアPCMレコーダー PCM-D50」でした。

Roland VS-1680とSONY PCM-D50をつなぐ光ケーブル。片方角型、片方が丸型です。

マイクは定番中の定番、SHURE SM-58が3本です。コンデンサーマイク、安いカラオケマイク、ZOOMのハンディレコーダーの内臓マイクを使ってきましたが、定番に落ち着きました。風切りにはポップガードよりウィンドスクリーンが使いやすかったので、青、赤、緑と人数分、色分けして使っています。

シールドもウィンドスクリーンに合わせて3色に色分けしています。(笑。)サウンドハウスさんで買いましたが安価ですが、しっかり使えています。

「YAMAHA MH5」という密閉型ヘッドフォンです。これが全然壊れない。

複数人で収録する時、ヘッドフォンアンプはあると便利です。「SAMSON S-AMP」を使っています。4系統つなげます。

HEY!ヨースケは卓上マイクスタンドを使っています。他の2人はハンディマイクです。

時間管理にはストップウォッチのiOSアプリを使ってます。

直接、収録には使ってませんがUstreamで生放送する時やスカイプ収録に使ってるサブミキサーです。

アウトロでは、短い喋りが入っています。全部、編集が終わってから「EDIROL UA-4FX」にマイクを繋いでガレージバンドで録っています。

SONY PCM-D50からiMacに音声データ(WAV)で取り込みます。音声編集の定番ソフト「Audacity」でノイズを取り除いたり、いらない言葉を削ったり間を詰めたりします。

定番のガレージバンドです。作業効率を上げる為にそれぞれのトラックに数種類のセッティングを用意しています。(エフェクトのかかり具合、イコライジングに変化があります。)そしてAudacityで編集したデータをそれぞれのトラックに読み込みます。全体のBPMはBGMのBPMと同じにしています。

最後にガレージバンドからiTunesに書き出します。iTunesでWAVからmp3に変換して完成です。データの容量を大きくしない為にモノラルで書き出します。

こういう流れで日々の番組制作をしています。